今回は、あるひとつのクリップにかけた色補正の効果を、他のクリップに反映させる方法を述べます。下の動画は、同じ映像効果を何度も使用しています。ひとつひとつを丁寧に行っても完成するのですが、それではあまりにも時間がかかってしまいます。この方法は、より早くより確実に効果を反映させます。
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1.タイムラインでの操作
色補正をかけたいクリップを選択します。
2.インスペクタ画面での操作
2.1. 【補正1】を選択し、一番右の矢印マークをクリックします。
2.2. すると、このような画面が現れます。
一番左の【カラー】が選択されている事を確認します。
最も左のボタンを上にスライドし、緑色に変化させます。
2.3. ビューアー画面にて確認します。
2.4. 効果をかけたクリップをコピー(【command+C】)します。
3.タイムラインでの操作
3.1. 同じ効果をかけたいクリップを選択します。この場合、すべてのクリップに反映させたいので、【command+A】で全選択し、1.で選択した最初のクリップを解除(【command+C】)します。
3.2. ウィンドウメニューから、【編集】→【パラメータをペースト】を選択します。
3.3. 次のような画面が出てきますので、【カラー】の箇所にチェックします。
3.4. 【ビデオパラメータ】にチェックを入れるとすべてが選択されますので、不要なものを消して必要な効果のみを選択することも可能です。
3.5. ペーストをクリックし、完了となります。
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この反映の作業は、色補正のみならず、エフェクトや音声においても共通です。
《音声》
《エフェクト》
ありがとうございました。