2012年12月26日水曜日

ファイナルカット Pro X カット編集 ーブレードの使い方ー

今回はカット編集についてお伝えします。
この記事の位置づけは以下のようになります。


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【情報編】
  • 現場カメラマンからの質問とそれに対する回答
  • Apple製品とAdobe製品の違い
  • 撮影機材に関する情報
【操作編】
  • カット編集
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カット編集については、
以前の記事「編集手順 〜タイムラインに入れた素材の調整〜」にて
多少の説明をしておりますが、もう少し詳しく説明いたします。

説明のポイントは、
「Final Cut Pro Xのマグネット機能を理解すること」です。
以前のバージョンにおける、Final Cut Pro では、
タイムライン上に入れた素材の一部を切り取ると、
その部分だけがぽっかりと開きます。

しかし、Final Cut Pro Xからは削除した所が開かずに、
後の素材や字幕、映像効果、BGMがすべて一緒に
前にくっつきます(マグネティックタイムライン)。


「その後に設定した字幕や映像効果、BGMがずれてしまうのでは?」
と考えられがちですが、その心配はありません。
すべてがズレずに、くっついてきます。

唯一気にすることは、映像とBGMがくっついている時は、
映像を削除するとBGMも削除されます。
次のような場合です。

黄色いクリップを削除すると、
その下についている緑の音楽も消えます。
要は、削除する部分には何が付いているのかを知ることです。
その確認は、縦線でわかります。


以前もお伝えしましたが、
カットするポイントを決めるには、
アイコンがカッターの刃(Brade)であることを確認し(【B】)、
【command】+【B】で決めます。

ここでもう一歩踏み込みます。
以前のバージョンのように、マグネット機能を使わずに
カットするにはどうしたらよいでしょうか。
つまり、カットした部分をポッカリ開けたい時です。

削除したい部分を選択し、
【fn】+【delete】で削除します。


カットした部分がポッカリと開くだけではなく、
くっついていたBGMも消えることはありません。
【fn】+【delete】です。


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この記事では、カット編集について、
以前のバージョンとの違いを含めてお伝えしました。
ポイントは【fn】+【delete】です。

一眼レフでの動画撮影

この記事は、撮影機材に関する情報をお伝えします。

この記事は、2本の動画を紹介し、
その動画の特徴と使用する機材を紹介いたします。

まずは、一本目です。
【Apple Recruiter Video】

こちらの映像、
全体として絶妙なピントのあわせ方を行っています。
Apple社において、自社の撮影を行うときによく使われる機材は
「RED ONE」です。手元に詳細な情報がないので、他者の記事から引用します。


いまもっとも世界で注目されているデジタルビデオカメラ「RED ONE(レッド・ワン)」。米国レッド・デジタルシネマ・カンパニーが開発した、フルHDを遥かに凌駕する4Kの解像度で撮影が可能な業務用ビデオカメラ10+ 件だ。ボディー本体は約4kgと小柄ながら、映画撮影用カメラレンズ35mm PLレンズを標準で装着可能。カメラ10+ 件本体以外のファインダーやモニター、グリップなどは、撮影環境に合わせて自由にセットアップ可能というユニークな特徴を持っている。組み合わせ次第で、担いで使うENGタイプでも、三脚に固定するシネマビデオタイプでも自由自在に使用可能。環境の悪い撮影現場にも持ち込めるカメラ10+ 件で、ネイチャー系の番組でもよく使われているとのこと。11月17日~19日まで、千葉の幕張メッセで行なわれたイベント「InterBEE(国際放送機器展)」では、「Red One」の日本総代理店・西華産業株式会社がブースを構えていた。
(マイナビニュースより)

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次に2本目の映像、vimeoにアップされている映像になります。
【A Game of Honor I trailer for the feature doc】
海軍士官学校のドキュメンタリー映像でしょうか。

https://vimeo.com/31381348

こちらの映像は、
カメラの動きが少ないことが特徴です。
この撮影には、一眼レフカメラを使用していると考えられます。
一眼レフカメラで動画を撮影する上で、
弱点となるのは、カメラマンがハードに動けないことです。

2つ目の特徴は、マニュアルでフォーカス合わせを行っている
可能性があるということです。
01:01からご覧ください。
振り向いた青年の顔面に一瞬でピントが合っています。
おそらくは手動で合わせて、あえて効果を出しているものと
考えられます。

さて、これが可能な機材は以下のような物であると
聞いてきました。

【ビデオカメラ】
  1. SONY VG900(http://www.sony.jp/handycam/products/NEX-VG900/
【一眼レフカメラ】
  1. Canon EOS7D(http://cweb.canon.jp/eos/lineup/7d/index.html
  2. Canon EOS Kiss  X4(http://cweb.canon.jp/eos/lineup/old-products/index.html
  3. Canon    EOS 5D Mark Ⅲ(http://cweb.canon.jp/eos/lineup/5dmk3/index.html
これらに広角レンズを取付ければ可能になるでしょうとのこと。
特に、Canon EOS 5D Mark Ⅲ については、
「頑張れば」撮影ができるかもしれないとのこと。
このカメラのデメリットとして、光の入り方でノイズが発生する
可能性があるということです。

この映像にも、絶妙なピント合わせとスロー再生が行われています。
スロー再生には、カメラ本体に元からどのような設定が
施されているかが重要です。
例えば、ノーマルのフレーム数を30fpsとすると、
60fpsに設定されているカメラは、2倍のコマ数があり、
30fpsの使用で事足ります。
すなわち2倍のスロー再生が可能になります。

また、ピント合わせには、
被写体深度の深さがポイントとなります。

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今回は機材に関してお伝えしました。
また最後に、One to oneのトレーナーから
「Panasonic社のP2カードで記録するタイプのカメラはロケ用に
使用されることが多い」と教えてもらいました。


ありがとうございました。

Final Cut Pro X データの読み込み

12月24日、PM3:00〜PM7:00 までの4時間、
ほぼマンツーマンという、鬼のような指導を受けてきました。

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1.使いたい素材のみをカメラからパソコンへ取り込む  

  (前のデータを残しつつ、新たに撮影した場合)

ここでは、メモリーカードから読み込む場合を想定します。
  • Memory cardとPCを接続します
  • Final Cut Pro Xを起動し、
【ファイル】→【読み込む】→【メディア】→
 ここで使用する素材のみを選択します。
(前回撮影したデータは、録画を停止した時点で
 ひとつのファイルとなっているため、
 新たに撮影したデータのファイルのみを選びます)

2.カメラからPCへの取り込みに関する設定
3.PCのデスクトップや外部のハードディスクから
  Final Cut Pro Xへ取り込む時の設定


【カメラから直接読み込む場合】
  • カメラとPCを接続し、Final Cut Pro Xを起動する
  • 【ファイル】→【カメラ/アーカイブから再度読み込む】
→ファイルを選択し、読み込む
  • 以下の画面が出るので、トランスコードを設定します。
  1. 上下にチェックを入れない=AVCHD形式
  2. 上のみにチェックを入れる=422ProRess
  3. 下のみにチェックを入れる=Proress Proxy
それぞれの特徴は次のようになります。
  1. =編集しにくい、特にマルチカムクリップの作成
  2. =サイズは大きいが編集しやすい(圧縮解凍・色補正)
  3. =現場での仮編集(PCに費用をかけない現場/PCの負担小)
上のみのチェックがFinal Cut Pro Xには最適と言えます。


※しかし、使用する機材の読込形式がAHCHDのときは、
   上下にチェックを入れないAVCHDを選択します。
   機材との整合性に注意する必要があります。


【SDカードから読込む場合】
  • カメラとPCを接続し、Final Cut Pro Xを起動する
  • 【ファイル】→【メディア】→ファイルを選択し【読み込む】
  • ここからの手順は【カメラから直接読込む】時と同じです。

4.コーデックH264と取込み時設定の関係性

H264とは、データの取込みや書出しに関する規格の名称であり、
AVCHDは、カメラの取込み用に作られた企画の名称です。
従って、基本はH264となります。
H264は数値の変更ができ、変更した数値によって、ブルーレイなのか
Apple TVなのかiPhoneなのか...が決まります。
AVCHDは、SONYとPanasonicの研究所が開発し、
CanonやSANYOが初めて採用しました。

との歴史になります。
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ありがとうございました。


2012年12月20日木曜日

Final Cut Pro X;マルチカムクリップ使用

こんにちは。
昨日は、編集に関わる内容についてお伝えしました。
本日は、マルチカムクリップにより作成した、
Macを購入した時の映像を載せます。





2012年12月19日水曜日

ファイナルカット Pro X;マルチカムクリップ(ロール編集)

「One to one  3回目で得られたこと —5回シリーズ—」
5回目は、マルチカムクリップ(ロール編集)について
お伝えします。

1.マーカー機能
2.各素材の色補正
3.レート(音声)
4.fps
5.マルチカムクリップ(ロール編集) 

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ある映像を2つのカメラで撮影し、
交互に映像を切り替えて、編集する場合を想定し、

デスクトップから素材を読み込み、
実際に2カメの素材を同期、編集する所までをお伝えします。

1.素材の読み込み 
Final Cut Pro Xの画面より、
【ファイル】→【読み込む】→【メディア】→【デスクトップ】
と進み、2つの素材を読み込みます。
もちろん、新規にプロジェクトを作成します。


2.マルチカムクリップの作成 


取り込んだ2つの素材を選択します。
【ファイル】→【新規マルチカムクリップ】と進み、作成します。
【同期にオーディオを使用】にはチェックを入れます。


3.素材をタイムラインに挿入します。 
同期が終了すると画面の真ん中に、次の画像が現れます。
取り込んだ2つの素材が表示され、その上では、
切り替えができます。

左;映像と音を切り替える
中;映像のみを切り替える
右;音のみを切り替える

最も使用するのは、左でしょうか。



4.実際に再生しながら切り替える 

再生ヘッドを先頭に移動し、再生しながら、切り替えたい箇所で、
上記画像のどちらか(0096/4816)をクリックします。
すると、そのポイントが点線にかわり、
カメラが切り替わったことを表します。
切り替えを続けると、次のようになります。


また、このクリップ上に映像効果(トランジションなど)を
付けると、映像がみづらくなるので、基本的には入れません。

Final Cut Pro Xでは最大、16カメラまで挿入することが出来ます。

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「One to one  3回目で得られたこと —5回シリーズ—」はここまでです。
じつはこれまでの内容で、
かなりの映像編集を行うことができます。

トランジションや文字の挿入などについては、
こちらのツールバーから行うことが出来ます。


しかし、それよりも重要なことは、
素材の入手です。

いくら映像効果を駆使し,編集しても、
元の素材が本物でなければいけません。
元の素材は、編集技術よりも重要であると学びました。

ファイナルカット Pro X;fpsについて


「One to one 3回目で学んだこと—5回シリーズ—」の
4回目です。
この記事では、fpsについてお伝えします。

1.マーカー機能
2.各素材の色補正 
3.レート(音声)
4.fps(フレーム・パー・セカンド) 
5.マルチクリップ(ロール編集)

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fps(フレーム・パー・セカンド)
1秒あたりの映像のコマ数のことを指します。
【インスペクタ】→【情報】→【960×720 24fps】


日本のDVD=30コマ、20コマ
映画=24コマ
テレビ(NTSC)=30(正確には29.97コマ)

EUや南アメリカのDVDはPAL形式(25コマ)であり、
日本のものとは互換性はありません。

PCの中では、コマ数に関係なく再生できる。
Final Cut Pro Xでは素材が24コマであっても、
日本で見られるよう、30コマへ自動で変換してくれます。

ということは、
素材のコマ数から、その素材を撮影した媒体が
何であるのかを知ることができます。

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画面の大きさ
現在のフルハイビジョンは、16:9(1920:1080)です。
昔のテレビは、NTSC SD(スタンダード)=4:3(720:480)

ちなみに、
YouTubeは、720p HD レート=23.98 です。

※ 23.98と半端な数字なのは、
古来の映画製作よりきている。
古来の映画製作は映像と音が別物であり、
映像と音のズレを修正するために、
消すフレーム(ドロップフレーム)が存在していた、と学びました。

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このほか、新規プロジェクトを作成したときに、
設定することができます。
【+】→【カスタム設定を使用】→【ビデオのプロパティ】
【オーディオとレンダリングのプロパティ】で調整することが出来ます。


ファイナルカット Pro X;レート(音声)


「One to one 3回目で学んだこと—5回シリーズ—」の
3回目です。
この記事では、レート(音声)についてお伝えします。

1.マーカー機能
2.各素材の色補正 
3.レート(音声) 
4.fps(フレーム・パー・セカンド)
5.マルチクリップ(ロール編集)

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今回は、
レートについてお伝えします。
レートとは、PC内の音楽における1秒間あたりのフレーム数です。
音も、映像と同じで、1秒間あたりのコマ数が存在します。

確認方法は、
【インスペクタ】→【情報】→【オーディオサンプルレート】


・48khz(1秒間あたり、48,000コマ)=標準(外部機器のほとんど)
  →CDよりも良い状態です。
・44.1khz(1秒間あたり、44,100コマ)=音楽CD

音楽を外部のCDから取り込んだときのズレは、
Final Cut Pro X の中で自動補正してくれます。
1秒間あたりの回数が多いということは、
例えば、音が消えるまでをすべてカバーする時などに
回数が多くなります。

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次回の記事では、
fpsについて説明します。

ファイナルカット Pro X;各素材の色補正

「One to one 3回目で学んだこと—5回シリーズ—」の
2回目です。
この記事では、各素材の色補正についてお伝えします。

1.マーカー機能
2.各素材の色補正 
3.レート(音声)
4.fps(フレーム・パー・セカンド)
5.マルチクリップ(ロール編集)

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1.各素材の色補正を行うには、 
画面上部一番右に、【インスペクタ】を表示させます。
ファイル→インスペクタを表示させる(command+4)


2.調整したい素材をタイムライン上で選択する。 


3.ビデオをクリックし、補正1:の一番右側をクリックします。  


すると、左から順に、【カラー】【Saturation】【露出】となります。


4.露出(明るさ)から説明します。露出をクリックします。
一番左は全体の調整、
左【シャドウ=黒い所の調整】
真ん中【自然】
右【ハイライト=明るい所の調整】


まずは全体の調整を行い、次に、シャドウ、ハイライトの
調整を行います。


5.同様にカラーです。 
これは一番左、全体の調整のみでも十分でしょう。
+方向はその色が多くなり、−方向は色が少なくなります。




6.Saturation(彩度)=鮮やかさの度合いです。 
これも一番左、全体の調整のみで十分でしょう、とのことです。



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次の記事は、
レート(音声)です。

ファイナルカット Pro X;マーカー機能

こんにちは。
3回目のOne to one で学んだことを、
これより5回の記事に分けて、お伝えします。
内容は、以下の5つとなります。

1.マーカー機能 
2.各素材の色補正
3.レート(音声)
4.FPS(フレーム・パー・セカンド)
5.マルチクリップ(ロール編集)

それでは参りましょう。
この記事では、マーカー機能 についてです。

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 1.マーカー機能とは、その名の通り、
タイムライン上に印をつけることです。
使用するのはタイムラインと再生ヘッド、【M】キーです。


2.マーカー機能を使用する前に、
下の画像、一番右側【スナップ】をONにしてください。


素材と素材の間、ピッタリの位置にマーカーを置きたいとき、
これがONになっていないと、ずれてしまいます。


3.マーカーを付けたいところに、再生ヘッドを移動し、
【M】を一度押すと、マークできました。
さらにもう一度押しましょう。
マーカーの上に画像のようなBoxが表示されました。


実はこのマーカー、目的によって3種類に分けられます。
一番左;【標準】作業上の目印(ここから・ここまで など)
真ん中;【To do】コメントを入れます。
一番右;【チャプタ】ここに入れた名称が、サブタイトルとして
DVDなどに書き出した時の【チャプターメニュー】になります。

一番右の機能は、
目次とも言える、素晴らしい機能です。

下の画像が、実際にマーカーを使用した画像です。
左2つは素材の間に、右は素材の間に入れました。




4.マーカーを消すときは、 

再生ヘッドをマークしたところにあわせ、【M】を
一度だけ押します。マークした時と同じ画面が
出ますので、削除を選びます。操作はこれだけです。

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次の記事では、
各素材の色補正について、お伝えします。

2012年12月18日火曜日

ファイナルカット Pro X:タイムラインの表示を変える

タイムラインにて表示されるプロジェクトの大きさを変える事ができます。
画面の右下、


こちらで変更することも可能ですが、
【Shift】+【Z】にて、タイムライン上にある素材を、
見やすくすることができます。

素材の一部を拡大したいときは、
【Z】+ドラッグ です。
元に戻す時は、【Shift】+【Z】です。

これを行うと、
ストレスなく映像の全体像を確認することが出来ます。

ありがとうございました。

ファイナルカット Pro X 映像効果


Final Cut Pro X;2本目
効果を多用するとこうなります。
次の記事では、具体的なテクニックをお伝えします。

ファイナルカット Pro X データの保管とその場所について

この記事では、
Final Cut Pro Xで使用するデータ、および編集した
映像の保管場所・環境について、記述します。

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まず、
1.外付けのハードディスクを2台用意すること。
(片方を素材用=2.5inch  もう一方をバックアップ用=3.5inch)
外付けにする理由として、スピード性、安定、安全である。


2.接続形式は、Thunderbolt か、USB3.0 であること
両方搭載しているHDは尚、素晴らしいとのことです。


3.マシンに内蔵のHDへデータを移動するときに
表示されるメッセージの違いを理解する。

【プロジェクトと使用クリップを複製】
→素材とプロジェクトが共に保存されるが、
素材の内、使用した部分のみが保存される

【プロジェクトと参照イベントを複製】
→素材のすべてが保存される(再編集が可能)

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(ちなみに、command+ドラッグ でデータの【移動】
【コピー】ではありません)

ありがとうございます。

2012年12月14日金曜日

ファイナルカット pro X;ショートカットキー

この記事はショートカットキーについてお伝えします。

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 3;操作を楽にするショートカットキーの使用 

・一つ前の操作に戻る      command+z
・一つ先の操作に進む      command+shift+z
・デスクトップへ                                command+d

ここまでは、Final Cut Pro Xでよく使います。

ここより下は、Final Cut Pro Xというよりは、Macを操作するときのショートカットになります。

・ページの更新                                    command+r
・文字の切り替え                                fn+F10
・ブラウザをもう一つ立ち上げる    command+n
・新規フォルダ作成                            command+shift+n
・スクリーンショット                        command+shift+4
・USBなどの取り出し                        command+e

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ありがとうございました。

ファイナルカット pro X;素材の確認とタイムラインへの挿入

タイムラインへの素材の挿入方法と、挿入前の確認について、記述致します。

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前回は素材を取り込むところまで、記述しました。
取り込んだ素材のシーンを確認、
使用するシーンを選択して挿入するところまでを述べます。

1);素材の確認


 1;スキミング 
素材の上に、カーソルを乗せて、左右にずらしてみると、シーンが変化するのがわかります。素材の上でクリックすると、素材が黄色く縁取られます。
これが素材の範囲を示し、左右にカーソルを移動すると
形が変わって、ドラッグすることで範囲を変更できるようになります。


 2;キーボードのスペースキーを使用して確認する 
素材をクリックし、スペースキーで再生、
もう一回押すと停止


 3;キーコマンド 
キーボードのJ、K、Lを使用します。

Lをクリックすると再生され、
Kをクリックすると停止、
Jをクリックすると巻戻しが始まります。

撮影現場など、撮影したものをすぐに取り込み、
確認したい場合は必ずJKLキーを使用しましょう。

しかし、これだけではありません。
L(再生)とJ(巻戻し)は3倍速までの機能がついています。
一度クリックすると、1倍速、
もう一度クリックすると、2倍速
さらにクリックすると、3倍速となります。


 4;キーボードを使用して、範囲を決める 

素材を切り取って使用する場合、
その始まりの点をIN点、終わりの点をOUT点と言います。
画面上で素材をクリックし、Iを押すと、黄色の枠が
その点に移動します。同様に終わりの点をOで決めます。

スペースキーで再生している時でも、キーボードのIとOで
範囲を決められます。
3、4を組み合わせると効率よく範囲を決めることが出来ます。


 5;範囲を細かく決める(フレームごと) 
3、4の組み合わせに加えて、さらに細かい範囲の指定が出来ます。
例えば、
スペースで再生しながら、IN点をIで決めます。
終わりの点をOUT点で決めた後、ワンフレームずつ前後に
ずらしたい時は、左右のカーソルキーで調整します。

3、4、5の組み合わせにより、
効率的に素材の使用範囲を決めることが出来ます。




2);素材の挿入

範囲を決めた素材を実際にタイムラインに入れます。
黄色く選択された部分を、タイムラインへドラッグ&ドロップ
します。

ドラッグすることにより、挿入することは出来ますが
同じシーンを何度も挿入する時はキーボードの使用が楽です。
Q、W、Eを使用します。

Q=既に挿入した素材の上に挿入します

(ベースラインが決まっていて、
   その上に素材を合成、拡大、縮小するときに使用)
(ベースのタイムラインの上部に表示されます)
W=挿入した素材同士の間に挿入します
E=挿入した素材の後ろに挿入します


素材挿入するとき、タイムライン上に表示される軸の
位置が重要になります。
各素材を隙間なく、タイムライン上に
表示させていくには、スナップをONにします。

ONにするには、
画像の青い部分がONになっている必要があります。
すると、上下のカーソルで素材の前後に軸を配置することが出来ます。



タイムライン上に動画を3本、画像を1枚、
そしてQキーを使用して、画像を動画の上に重ねています。
このようになりました。



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次は、ショートカットキーについて記述します。

ありがとうございました。

2012年12月13日木曜日

ファイナルカット pro X;素材の取り込み

皆様、こんにちは。
昨夜からノックが始まり、ところかまわずバットを振り回しております。

本日より、One to one サービスで得られた、皆様に役立つ情報を
お届けしていきたいと思います。

1回目の収穫を本日より、数回に分けて、お伝えします。
内容は以下のようになります。

1;素材の取り込み、ソフトと機材の整合性
2;素材をタイムラインに挿入する前の確認方法と実際の挿入について
3;ソフトの操作を楽にしてくれるショートカットキーについて

この記事では、1について記述致します。

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映像を作るには、Final Cut Pro X を起動させ、
実際に素材(映像、音、静止画)を読み込む必要があります。
これから新たに制作するテーマをProject、使用する素材をEventと呼びます。

1);新規プロジェクトの立ち上げ
画面左下の【+】をクリックし、日付や名称を付けて、作成します。



2);素材の読み込み
素材の読み込みは、画像の下の段、一番左をクリックします。
または、画面の一番上、【ファイル】—【読み込む】—【メディア】と進みます。



3);素材の探し方(保存先)
Final Cut Pro Xは素材の入る場所が決まっています。
【Macintosh HD】—【ユーザ】—【ご自分の名前(takahashikazuki)】—【ムービー】【Final Cut Events】—と進むと実際の素材があります。
素材がデスクトップにある場合でも、必ずここに素材を保管しなければならないということでした。

デスクトップから確認、素材を保管する方法として、
Finder を選択し、【ムービー】—【Final Cut Events】と進むことが出来ます。


4);実際の取り込み
【(20121213練習用素材)】を取り込みます。


【(20121213練習用素材)】をダブルクリックし、
読み込みたい素材を選択し、【すべてを読み込む】を選択します。
すると、次のような画面が現れます。

新規プロジェクトのために素材を読み込むのなら、
【新規イベントを作成】を選択し、日付や名称を入れます。
【整理】にはチェックをいれ、【トランスコード】のチェックは両方とも
外しておきます。その他のチェックボックスもチェックを入れなくて構いません。
【トランスコード】については最後に説明します(※1)。
ここまできたら、【読み込む】をクリックします。



素材が読み込めると、画面はこのようになります(動画3本、画像1本入れました)。


5);Final Cut Pro Xの終了
終了するには、【保存】などの操作を行う必要はありません。
自動で保存されます。

次回は、タイムラインに挿入する素材の確認方法についてお伝えします。
ありがとうございました。

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Final Cut Pro X における素材の読み込み、書き出しは大きく3つの形式があります。

1:通常(オリジナル)のAVCHD形式
2:Apple ProRes 422(アップルプロレズ422)
   =編集しやすく、色補正のクオリティが高い(圧縮、解凍がしやすい)が、
    サイズが大きく、外付けのハードディスクが必要
3:Apple ProRes Proxy(アップルプロレズプロキシ)
   =422に比べ、画質は劣るが、映画製作現場などで、急ぎで形を作りたいときなどに    おいて使用。仮編集を行うイメージです。

おおよそは、1のAVHCDで十分ですが、
DVDを記録するカメラ(SONY DVDカム)などは、変換の必要があります。

重要なことは、
スピード重視であれば、1を、
高度な編集を行いたいのであれば、2を選択するということです。

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※1)トランスコードの説明

1;チェックボックスの両方にチェックを入れない
   =AVHCD形式
2;上のボックスのみにチェックを入れる
   =Apple ProRes 422
3;下のボックスのみにチェックを入れる
   =Apple ProRes Proxy

これに関しては、後からの変更が可能です。

ありがとうございました。

2012年12月12日水曜日

Final Cut Pro X 1本目

本当に最初の1歩です。(汗)

はじめまして,高橋一樹です.


みなさんこんにちは、初めまして。
高橋一樹と申します。

今日は初めて、アップルストア渋谷店に行き、
0ne to oneサービスを受け、アップル選任のトレーナーから
Final cut pro  を直に学んできました.


これから、わたしが one to oneサービスで学んだ
fainal cut pro の使い方、それに関する情報をお届けします。
みなさまのお役に立てればと思います。