2013年5月10日金曜日

ファイナルカット Pro X:読み込み時のオプション設定

この記事では、読み込みに関する設定を記述したいと思います。

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1.【整理】:ファイルを“Final Cut Events”フォルダにコピー

iMovieやiPhotoでは、外部のメディアからファイルを読み込むと、必ずMacのハードディスク内にコピーが作成されますが、Final Cut Pro Xでは、作成しない方法を選択することもできます。しかし、データの紛失や作業の効率を考慮すると、“Final Cut Events”内にコピーすることが妥当であると教えていただきました。

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2.【整理】:フォルダをキーワードコレクションとして読み込む

こちらは、外付けのハードディスクなどからデータを読み込む場合を想定しています。こちらの機能を選択すると、読み込むフォルダの名称が、そのままキーワードとなり、そのファイルを同じ固まりとして読み込んでくれます。

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3.「バランスカラーを解析」を選択する

素材を読み込むときの画面において、「バランスカラーの解析」のボックスを選択すると、カラーバランス補正を確認することができます。



素材を読み込んだ後、右上のインスペクタ画面で、「ビデオ」タブをクリックし、「バランス」の横にあるボックスが選択されていれば、カラーバランスのエフェクトを調整できます。

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4.「人物を探す」を選択

このオプションを選択すると、素材のイメージを自動的に解析し、写っている人物の数とショットタイプに基づいてキーワードコレクション(次の記事で詳細な記述を行います)を作成します。解析後は、イベントライブラリにて、「人物1人」「人物2人」「グループ」「クローズアップのショット」「標準的なショット」「ワイドショット」というキーワードのいずれかが追加されます。


この場合は、「公約」という名称のイベントの中に、「人物」というフォルダが作成され、人数:「人物1人」、ショット:「標準的なショット」というキーワードが追加されました。クリップの上部に、紫色の線が表示されていますが、これは、解析中にクリップがキーワードを受け取ったことを示します。

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次の記事では、キーワードコレクションについて、記述します。
ありがとうございました。