この記事では、トリム機能に関する最後の内容として、詳細編集について記述致します。
詳細編集を使用すると、タイムライン上の2つのクリップ間の編集点を微調整することができます。詳細編集では、編集点の両側に存在する各クリップの未使用部分が拡大されます。1つのクリップの最後と次のクリップの先頭を、別々、または同時にトリムしたり延長したりできます。
変更を加えながら、その編集が1つのクリップから次のクリップへのカットやトランジションにどのような影響を与えるかをすぐに確認できます。
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1.詳細編集画面の表示
ツールポップアップメニューにて、【T】トリムを選択します。
タイムラインでトリムしたい編集点をダブルクリックするか、または編集点を選択し、【Control+E】を押します。
詳細編集が表示され、先行ショットと後続ショットが拡大表示されます。編集点は、詳細編集の中央にある縦線で示されます。先行クリップとそれより前のクリップがストーリーラインの上部に表示されます。後続クリップとそれより後のクリップがストーリーラインの下部に表示されます。
編集線の左右にあるクリップの淡色表示部分は、トリミングに使用できるメディアの未使用部分(メディアハンドル)です。これらの領域をスキミングして、トリムする場所を決定するためにメディアを表示したり再生したりできます。
2.編集点の調整
【ロール編集】
中央にある編集線のハンドルを左右にドラッグして、編集線を移動します。
この場合、先行クリップの終了点と後続クリップの開始点が共に変更される、ロール編集が実行されます。
【リップル編集】
先行クリップの終了点、または後続クリップの開始点を左右にドラッグします。
この場合、リップル編集が実行されます。
それぞれの編集方法は、クリップをいずれかの方向に最大長まで長くすると、クリップの端が赤色になります。
【スキミングする】
スキミングして、先行クリップまたは後続クリップの任意の場所をクリックします。この操作はリップル編集に相当し、クリップの編集点が、クリックしたフレームに調整されます。
3.編集点の移動
● ほかの編集点に移動するには、別の編集点をクリックします。
● 次または前の編集点に戻るには、上矢印キー/下矢印キーを押します。
4.詳細編集を閉じる
● 現在の編集点をダブルクリックする。
● タイムラインの右下にある「詳細編集を閉じる」ボタンをクリックする。
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詳細編集では、通常のタイムラインの表示よりも詳しい画面で、トリムを行うことができます。
ありがとうございました。